慈光院ではペットも人間も同様に葬儀、供養しています。

姿形は犬や猫など動物の種類によって様々で、人間とは異なりますが、その中の命の尊さ大切さは変わりません。
仏の目には総て平等です。
ペットの種類は問いません。宗旨、宗派も問いません。
大切なペットをなくされた方々の心の安寧を願っています

真言宗とは

真言宗、別名真言密教は、日本の仏教宗派の一つで、
そのな教えは9世紀に中国から帰国した弘法大師空海によって日本に紹介されました。
空海は、中国の長安で学んだ大日経と金剛頂経の深遠な教えをもとにこの宗派を創立しました。
真言宗の心臓部には大日如来があり、この存在は宇宙そのものの象徴とされ、
時と空間を超える究極の真理を体現しています。

真言宗は、その深い教えをより身近に感じてもらうため、
観音菩薩や不動明王など、多くの人に親しまれる仏像を用いています。
これらの仏像はすべて大日如来の表現形態であり、根本的には同じ存在です。

この宗派の核心には、「即身成仏」という教義があります。
これは、私たちがこの生きながらにして悟りを得ることができるというもの。
この目標を実現するためには、「三密加持」と呼ばれる特別な修行があります。
これは、身体、言葉、心の三つの要素を通じて、日々の生活の中で仏の教えを実践することを意味します。
仏との一体感を深め、悟りへの道を歩むのが真言宗の修行です。

真言宗は、その象徴的な修行法と、宇宙の真理を解き明かす深遠な教えにより、
多くの人々にとって魅力的な宗教の一つです。
その教えは、現代生活の中で平和と内省の道を求める人々にとって、心に響くものがあります。

住職 酒井照雲

私どもは真言宗のお寺です。

本堂と、ペット供養堂、妙泉庵そして境内にペットの供養塚があります。

ご本尊は十一面千手観音菩薩で、ほかに宗祖弘法大師はじめ阿弥陀如来、不動明王、両部の曼荼羅など祀っています。

本堂では、真言宗の教えに遵い、檀家様で不幸があればしめやかにご葬儀を行い、初七日から満中陰まで逮夜供養を勤め、一周忌や三回忌など忌日法要、祥月命日など様々な仏事を行います。盂蘭盆会や春秋の彼岸会など年中行事ではご先祖様のご冥福を祈り、水子の供養なども厳修致しています。

また家内安全や厄除祈願や病気平癒等様々な願いを仏に祈る加持祈祷も行っています。

ペット供養堂ではペットたちの供養を人間と同様にしています。ご遺骨は供養塚に納めるか、ご自宅で供養するか、供養堂に個別に納めて永代供養をしています。

春と秋には屋外で柴燈護摩を炊いて様々な願い事の成就や、逝ってしまったペット達の冥福をお祈りしています。またペットへ宛てた手紙を護摩の火でお炊たき上げをして天上へ送っています。

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ご供養の紹介

・ペット供養

当院では禽動(ペット)供養堂に馬頭観音菩薩を本尊として祀り、人間も犬や猫など動物たちも同じ仏として、ご尊家のご家族のお一人として供養しています。葬儀の後、年忌法要や、彼岸会、盂蘭盆会なども同様に供養致しています。

・水子供養

水子供養は、この世に生を受けることが叶わなかった子どもたちへの深い思いやりと敬意を込めた行事です。母親の顔を見ることも、名を呼ばれることもなく、静かにこの世を去った水子たちに、慈しみの心を捧げ、彼らが仏の楽土へ還る手助けをします。この儀式は、水子の魂を供養し、故人との繋がりを大切にし、未来への感謝と守護を表すものです。

・加持祈祷

本来この世は苦しみの世界ともいいます。人は病や老いや不運など様々な悩みや苦しみを抱えています。真言宗ではその状況からの脱却し、悩みや苦しみから解放され、祈願成就、幸せに成るために、不動明王や諸仏菩薩の力を借りて加持祈祷を行います。家内安全、厄除祈願、病気平癒、交通安全などです。本堂の護摩壇で祈願を行うこともあります

・護摩供養

護摩祈願勤修は、世界平和や国家安泰、五穀豊穣などの大きな願いに加え、家内安全、厄除開運、交通安全、商売繁盛など個人の願いも祈願します。この儀式では、煩悩を表す薪を不動明王の智慧を象徴する火で焼き尽くし、願いを清浄化して成就を願います。慈光院では、この重要な修法を年に二回、四月と十月の第四日曜日に行っています。

慈光院概要

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寺院名 慈光院
所在地 〒640-8441
和歌山県和歌山市栄谷794-9
電話番号 073-456-0866

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